Bitcoin(ビットコイン)を扱うにはBitcoin(ビットコイン)を保存する場所がないといけません。それをWallet(ウォレット)と呼びます。わかりやすく言うとビットコインの財布ですね。様々なウォレットがある中どれでも良いとはちょっと言えません。メリットデメリットを踏まえた上で利用されるのが一番良いと思います。ここでは当サイトがお勧めするCopayというウォレットをご説明と導入の解説をしたいと思います。
Contents
Copayってどんなウォレット?
こちらがURLです。
URL:Copay
洗練されたUIデザインと直感的な操作
Copayは数あるウォレットの一つです。デザインが洗練されており直感的に扱うことができるのが魅力です。ビットコインを送信するためにいろいろとページを移動したり記入したりする必要はありません。一つの画面で2回の記入ですぐに送信できます。
Copayの操作に難しい知識は必要ありません。
セキュリティ対策としても優秀
よくお勧めされるのはクラウドでどこでもログインできてネットにつながれば財布を持ち歩かなくても良い!というクラウドウォレットのメリットを教えてくれます。もちろんクラウドのメリットはいつでもどこでもログインできて財布を持ち歩かなくても良いというのがとても大きなメリットだと思います。
様々な端末に対応したアプリ
Copayはアプリなのでダウンロードをして使います。Windows,mac, linux,android, iphoneすべて対応していますので、どの環境でもだいたい使えると思います。ネットに繋がなくても良いのでセキュリティ的に安全に利用できます。
Copayはローカルウォレット
Copayはローカルウォレットなので基本的に一斉攻撃でまとめて盗まれる心配がクラウドよりは低いです。特定のPCやスマホなどを狙われない限りそこまで心配することはありません。これが一番大きなメリットでしょうか。さらに様々なメリットがありますが、まずは導入の解説を先に行い、最後に様々なメリットをお伝えしようと思います。
Bitpayに統合された
CopayはBitpay社が開発を行っていました。最新アップデートでCopayはBitpayの中に統合されました。残念ながら日本語対応にはなっていませんが、使い方はCopayと99%同じなのでCopayの使い方を見ればすぐ理解できると思います。1%の違いはBitpayというデビットカードの機能が付いていますが、アメリカ限定なので日本では使えません。いずれ使えるようになるとは思いますが、現在は使えないのでオフにしておきましょう。
URL:https://github.com/bitpay/copay/releases/tag/bitpay
手順1: お持ちの環境からインストール
手順2: 新規で作成の場合はクリック
手順3: もし別のウォレットから切り替える場合はこちらをクリックし、12単語を並び替えてバックアップを行う
手順4:クリックして進む
手順5: クリックして進む
手順6: クリックして進む
手順7: クリックして進む
手順8: クリックして進む
手順9: クリックして進む
手順10: バックアップを取る為に12単語をメモか何かで記録し、慎重に保管する
手順11: クリックして進む
手順12: 先ほどの記録した紙を見ながら順番に並べる。
手順13: クリックして進む
手順14: クリックして進む
手順15: チェックを入れる
手順16: チェックをしてクリックして進む
手順17: こちらからウォレットに入ります。
手順18: ウォレットのメニューです。
左から
Homeメニュー
受け取りメニュー
スキャンメニュー
送金メニュー
設定メニュー
受け取りメニューです。Next Addressを押すと新しいアドレスを生成することができます。アドレスをクリック or タップするとコピーできます。
設定画面です。
重要なメニューだけ解説します。
Address Book: アドレス帳
Perfernces
Bitcoin Unit: ビットコインの単位
Alternative Currency: 表示通貨
Bitcoin Network Fee Policy: 手数料
Wallerts & Integations
ウォレット詳細設定
ビットコイン送信テスト
最初にウォレットにいくらか送金しておきました。
ウォレットの表示部分です。
手順19: Pending Confirmation: 承認待ち
手順20: 送信先アドレスを記入、横がスキャンの為にカメラ起動
手順21: アドレス帳からアドレスを指定する
手順22: 送信するビットコインを入力する。計算機付き
設定を変更すれば円表示可能
手順23: クリックして進む
手順24: クリックして送金。パスワードを設定するとここでパスワードの入力画面があります
送金成功
下の広告部分を非表示にする。
手順25: クリックして進む
手順26: チェックを外す
メールアドレスを設定して通知を受ける
パスワードを設定する
手順27: メールアドレスを設定する
手順28: パスワードを設定する
設定や使い方
未承認のビットコインを使う
copayやbitpayはクラウドウォレットと違い、送受金を行うとマイニングのため承認されるまでコインは使うことができません。連続して使う場合は困ってしまいます。その場合は未承認のビットコインを使うという箇所にチェックを入れます。
settingsからAdvancedのメニューに入ります。
Use Unconfirmed Fundsのチェックを入れます。これで未承認のビットコインを扱えるようになり、未承認のビットコインを送信できるようになります。
通知の設定
端末やOS次第で画面は変わるかもしれませんが、表示されている英語で判断してください。
Notficationsに入ります。
この画像はスマホですがプッシュ通知とメールアドレスでの設定ができます。
インストールしたら確認すること
ここまで使い方をお伝えしてきました。bitpayでエラーになるケースをお伝えしていきます。
12単語は必ず保存すること
これが復元パスワードになります。この12単語をなくせばもう元には戻せません。必ず保管しましょう。
送信パスワードの設定
bitpayは仕組み上ログインというものが必要ありませんので、送信パスワードは設定しておきましょう。また、設定した覚えはないのに設定されている場合は、ウォレット一覧画面でプラスアイコンをクリックし、新しくウォレットを作成し設定してください。既にビットコインがウォレットに入っている場合は12単語を入力してください。
クラウド共有ウォレットの危険性
何気に使っている共有ウォレットは実はとてもリスクがあります。そこで管理するビットコインは他の利用者の分も含まれています。
ハッキングされたら全て盗まれる
共有ウォレットの恐ろしさは一つのアカウントに保存しているのでハッキングされたら根こそぎ盗まれるという恐ろしいデメリットがあります。普段は別のウォレットで保存するという分散保存としては十分にありだと思いますが、クラウドにすべて預けるのはとても危険です。
シングルシグとマルチシグの違い
この違いは簡単に言えばパスワードが何個あるか?ということです。シングルシグはその通り一つのパスワードで送信することが可能です。マルチシグとは送信するまでに複数にパスワードがありすべてが承認されない限り送信できないというものです。明らかにハッキングはシングルシグを狙いますよね。ただでさえリスクのあつクラウドでシングルシグだったらと考えると恐ろしいです。
見分け方
これはとても簡単です。アドレスの最初の文字が1か3です。1の場合はシングル、3の場合はマルチと理解しましょう。
Copayもマルチに対応しています。今回説明したのはシングルの使い方です。
複数人で管理するパスワードですが、同じ人物で管理して何段階もセキュリティを上げていきます。パソコンとスマホで2段階の管理ということもできます。
ローカル管理だけでもセキュリティは上がりますが、さらにマルチで扱うことでもっとセキュリティをあげることができます。
Copayはまだまだ色々な使い方ができます。次回さらに詳しく解説したいと思います。
高いセキュリティのマルチシグ
マルチシグの導入と解説を行ったページはこちら
最強のセキュリティ!Copayのマルチシグを使ってみる