5月29日にOTTO COINが交換申請できるようになりました。どうすれば良いかわからないという方も多いようなので方法と注意点を解説したいと思います。そして、これからのOTTO COINの流れも私の見解として解説したいと思います。
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3種類のURL
まずはOTTO COINは3つ大事なURLがあります。
- 公式サイト: http://ottocoin.com/
- blockchainサイト: https://wallet.ottocoin.com:5556/
- ウォレットサイト: https://wallet.ottocoin.com/
この3つです。
1は公式サイトです。ウォレットをダウンロードしたり、ロードマップ(計画)をみたりOTTO COINの概要を知ることができます。
2はOTTO COINのblockchainです。取引のトランザクションを見ることができます。6/2現在サイトを確認すると既にブロックも作られてしっかり運用されていることがわかります。
3はOTTO COINのウォレットです。ブラウザとアプリの2種類があります。
Walletの解説
PCを持っているならアプリで管理することをお勧めします。UIとUX(デザインや使い勝手)はまだまだですが今後に期待です。スマホのアプリは現在開発中のようです。使い方と注意点をお伝えしたいと思います。
最初に注意点です。
アプリの解説
アプリは公式サイトからダウンロードできます。2017年6月現在はPCのみの提供となります。
上記のリンクにアクセスし下にスクロールして行くとダウンロードボタンが表示されます。
私はMacなのでwindowsの画面がどうなっているかわかりませんが、違いはそこまでないと思います。
起動すると以下の画面が表示されます。トップ画面はどれだけ保有しているかを知ることができます。
メニュー説明
- Overview: ホーム画面、保有数などを確認できる
- Send coins: コインを送信する
- Receive coins: コインを受け取る、アドレスを作成する
- Transactions: トランザクションを確認できる
- Address Book: アドレスを管理できる
- Block Explorer: ブロックを調べることができる
だいたいざっくりこんなメニューです。使っていけば実はこんな使い方があるなど判明してくると思います。
アドレスを作成するにはReceive coinsにいきます。
下にNew Addressというボタンがありますのでそこをクリックするとラベルというポップアップが表示されます。名前をアドレス別に名前をつけることができるということですね。
私の使い方が悪いのかもしれませんが作成したアドレスを削除する方法はないようです。しかし何個作っても特に問題はありません。
ブラウザウォレットの解説
次はブラウザで利用する方法です。
以下のページが表示されます。
「Create wallet with password」
というチェックを入れましょう。これはパスワードをかけるということです。
そして点線の中をグリグリと動かしましょう。するとアドレスが表示されます。
全て表示されればパスワードの入力画面が表示されます。
パスワードの文字数は決まりはありませんが、8文字以上となるべく複雑な文字列が望ましいです
パスワードの確認画面です。もう一度入力しましょう。
確認入力も完了すればウォレットが表示されます。
ここからが大事です。
ウォレットのURL自体がハッシュ化(暗号化)されており、URLとアドレスが別になっております。
aaaというURLのウォレットを作成してもアドレスはbbbというアドレスということです。
中央のアドレスのリンクにアクセスすればblockchainに飛びますので注意してください。
そして一度ページを閉じてブックマークから先ほど作成したアドレスにアクセスしましょう。
すると以下のようにパスワードを入力を求められます。
パスワードを入力すれば表示され完了です。
アドレスを分ける時は同じ作業をすればアドレスは複数作成できます。
#の後にアドレスが入ります。
以下のようなアドレスはウォレットではなくトランザクションのページになります。
https://wallet.ottocoin.com:5556/
もしブックマークしているURLが5556という数字が入っていたりパスワードがわからない状態か確認し作り直しましょう。
BitRegionの設定
OTTO COINのメニューからOTTO COIN Addressの項目に行き、作成したアドレスをコピペしてください。そしてconvertのメニューからBR Shareの好きな額を交換してください。私はOTTO COINの運用実績の未熟さを考慮して30%以下をお勧めしています。これは時間が解決してくれると思いますが慎重に動いて損はありません。このタイミングで大きく出るのも一つの戦略ですから各々でご検討してください。
情報的に5日から1週間でウォレットに入金されているようです。
不具合の対処
いろいろな不具合が発生しているようです。まず大前提に何か不具合があれば一度全てキャンセルして待ちましょう。
もしブックマークするページを間違ってしまってウォレットに辿りつかないという方がいましたら、以下の方法を試してみてください。
ブラウザの履歴からOTTO COINの作成したページを探してみる。
URLがハッシュ化されていると言ってもWebページなのでそのページが見つかればアクセスできます。もしそれが見つからなければ、おそらく半永久的にウォレットに辿り着くのは不可能でしょう。一つ一つ文字を変更してアクセスするという方法もありますが、ハッシュが変われば全ての文字が変わりますので事実上不可能だと思います。まだ申請していない状態でウォレットにアクセスできないならまずはウォレットを作り直してください。
BitRegionのこれから
ここからは私の見解です。これからどうなるかということを書いていきたいと思います。既に以前書いているのですが、もう一度解説したいと思います。
重要な事実
私は今回のconvertが重要だと思っています。BR Shareはビットコインではなくビットコインとして引き出せる権利という意味の数字です。BitRegionの外に出て初めて価値になります。さて今回convertしたOTTO COINは0.05BTC = 1 OTTO COINというレートで交換できましたが、OTTO COINとBitRegionは別会社ですから今回交換したOTTO COINはBitRegionが支払っていることになります。プール金と呼ばれている貯蓄はここで使われたという事実を皆さん気付いていないか、過小評価している可能性があります。
BitRegionの外に出たということは数字ではなく価値の変換が行われている証拠です。
なぜ運営が支払ったか?
これは理由は簡単です。OTTO COINはBitRegionでしか扱いが現時点でできない為BitRegionの外にあっても本質的にはBitRegionの管理下にあります。それを理解しているので自分たちの貯蓄を使ったということになります。
OTTO COINの最初
しかしBitRegionがBitcoinで支払ったかどうかはコインが違うので確認することはできません。OTTO COINは保険の業界を改革する為のコインですからBitRegionの価値の保険という意味ではBitRegionが支払っていなくても多少理解できる部分はあります。つまりBitRegionのBR Shareに保険をかけたという解釈になります。ですから先ほど支払ったと言いましたが運営が支払っていない可能性もあります。それはOTTO COINの特性が影響しているということです。
下記の画像はOTTO COINのスタートです。第1フェーズは1000万 OTCでした。
OTTO COINのスタートは2017年4月8日PM: 7:29:39ということになります。9,999,999 OTCの発行です。これはBitRegionではなくOTTO COIN側のアカウントだと思います。
下記がURLです
https://wallet.ottocoin.com:5556/address/QXwBUsEgTih7rKAWVQh7nhi1Q81A3Naaq1
組み込まれるOTTO COIN
BitRegionに組み込まれるとされるOTTO COINはどうなるのか?というのが一番の注目点だと思います。正直わからないというのが感想ですが、選択肢的にたぶんこんな動きになるんじゃないかなと予想します。
予想
OTTO COINがBitRegion内で販売できるようになると以前からニュースに上がっていました。販売ということはBitRegionを考えると
ビットコイン → OTC(OTTO COIN)
OTC → ビットコイン
というやりとりかなと思います。つまりconvertという機能。
計算しやすいように
1 ビットコイン = 2000ドル
と仮定し、1BTCをOTCに変換すると20 OTCになります。
今回Aさんが20 OTCをビットコインから交換したとしてExchangeで販売します。するとBさんがOTTO COINにしたいので1 BTCで申請を出します。何日か経過するとマッチングされAさんには1BTCが届き、Bさんには20OTCが届くという仕組みなんじゃないかなと思います。この中でPH/GHのようなマッチングになるのかどうかはわかりませんが、販売ということはこうなるのではないかなと想像できます。この方法ならPH/GHの新しいレーンになり渋滞も解消していきます。そしてOTTO COINを購入するという選択肢が増えたということならそのビットコインはPHとして考えられます。
もしくはレーンが増えるのではなく
ビットコイン → OTC(OTTO COIN)
OTC → ビットコイン
このやりとりに変更されることだって考えられます。
後の可能性はまた別な方法が構築されるのかもしれません。お楽しみということですね。